「十日町情報館」
設計:内藤廣建築設計事務所
越後妻有アートトリエンナーレ が始まって以来、徐々に知名度を挙げて有名になってきている十日町。この町を車で走っていると、アート作品の案内となる黄色い旗を見る事ができる。あまりにもそこら中にアートが散在しているので一種の宝探しをしているかのようにも思える様な町。
徐々に町がアート色豊かな町に変化していく中、辺り一面大自然に囲まれてこの建築は主張する事なくごくごく普通に町の中にとけ込んでいました。
内部空間はアスプルンドのストックホルム県立図書館を彷彿させるような書架に囲まれた空間。アスプルンドが西洋の古典様式を引用したのだとすれば、この建築は日本の古典様式、民家というよりは寺のディーテールを思い起こさせるような建築でした。
やっぱりモダニズム建築でもそうだし、構造体を無骨にあらわにさせている様というのには萌えます。萌えっていうのもおかしいかもしれないけど、ちょっと廃墟っぽいノスタルジーを感じさせてくれるのもこの構造体の役割ではないかと最近思う
「人類が消えた世界」/アランワイズマン
の本のイメージの中で、人類がいなくなった世界がどのような変化と遂げたかが挙げられているが
その中で残っているのは生活感が残る物など存在してい
存在していないというか時間がたちすぎていて風化して何も残っていないと言った方が正しいかもしれないのだけれども
残っているのは壁や柱、床スラブといった構造体のみ
それが建築の終末、廃墟のイメージだとすれば
そこで生活感があっても建てられてとき既に終わりを見た建築なような気がした
構造体がむき出しの建物全般的にいえるのかもしれないけど
にしても360度本に囲まれた図書館って気持ちがいい
なんかいいよな、本って
自分の部屋も辺り一面本だらけにしたいと思わずにはいられない
まぁ、そんな本の量はないけれど



